台風19号2019が近づくにつれて、ツイッター上では「台風ワルプルギス」だと話題になっています。
本当に台風ワルプルギスの夜だわ。 pic.twitter.com/yy1U6uEt6g
— ES_にここ。 (@NIKOKO_ESniconi) October 10, 2019
ワルプルギスとは何でしょうか?
台風19号2019が「台風ワルプルギス」?ワルプルギスって何?
台風19号は今年最大というか過去最大級じゃないかというくらい強い勢力を保ったまま日本列島に上陸予定です。
NASAの評価では「最大レベル5のスーパータイフーン」だという最悪の評価がされました。
AP通信では「存在しないレベル6に相当する」とまで言っています。
そんな台風19号がツイッター上で「台風ワルプルギス」だと話題になっていて、みんな恐れおののいています。
台風ワルプルギスとはアニメのキャラクター
ワルプルギスってなんでしょうか?
これは人気アニメ「魔法少女まどかマギカ」に登場するキャラクターです。
魔法少女まどかマギカ(通称まどマギ)に登場する魔女「ワルプルギスの夜」のことです。
別名「舞台装置の魔女」。

最強最悪の巨大魔女。
いわゆるボスキャラですね。
無力を性質とし、回り続ける愚者の象徴、この世の全てを戯曲へ変えてしまうまで無軌道に世界中を回り続ける
引用:魔法少女まどかマギカ公式HP
画像にある通り、普段は頭が下にある逆さま状態で浮遊していますが、不気味な笑い声を発しながら地上のあらゆるものを破壊しつくします。
これがひっくり返って頭部が上に来たときには、爆風の如き速さで飛行して一瞬にして地表の文明をひっくり返すという最強の敵キャラです。
この「ワルプルギスの夜」が台風19号を「台風ワルプルギス」と言わしめるのは、
”そのあまりに強力な魔力は、結界を必要とせず普通の人間には『甚大な自然災害』と認知されている”
ということからでしょうね。
ツイッター上では、ワルプルギスの夜と戦うほむらちゃんを始めとする魔法少女と契約させるインキュベータ(キュウべえ)と契約したいなんて声も。可愛い見た目だけど腹黒いんだぞ。
今回の台風 ワルプルギスの夜とか言われてますけど…… 助けてインキュベーター!契約でもなんでもするよ!助けてインキュベーター!具体的には俺の車を守って!仕事場が海抜2mしかないのよ!水没してパーになって借金しか残らないとかになったらほんとにワルプルギス
— 謙太 (@rinbefree1) October 10, 2019
ワルプルギス以上に悪夢だわ pic.twitter.com/SuCXEdyaSZ
まどかさん出番ですよ!っと。
#台風ワルプルギス
— あろまさん (@qjk110) October 10, 2019
↑トレンド入りしてて驚いたw
まどかさん出番ですよ! pic.twitter.com/4zEKqfcszO
ワルプルギスの夜の元々の意味
今回の台風19号が「台風ワルプルギス」と言われているのは、アニメ「魔法少女まどかマギカ」からですが、もともと「ワルプルギスの夜」は語源があります。
正確には「ヴァルプルギスの夜」。
4月30日か5月1日に中欧や北欧で広く行われる行事のことを言います。
古代ケルトで5月1日に行われる春のまつりがあって、その前夜に魔女たちによって行われると伝えられている宴(うたげ)のことを「ワルプルギスの夜」と呼びます。
ワルプルギスという名前の由来は、実在したとされる聖ワルプルガという尼僧の名前から来ていて、5月1日は彼女の遺骨や遺品などがドイツのアイヒシュテットに移された日で「ワルプルガの聖なる日」とされています。
ワルプルギスの夜には死者と生者の境が弱くなるとされていて、生者の間を歩き回るといわれる死者や魂を追い払うためにかがり火を焚いたりする風習があります。

現在でもスウェーデンやドイツなどのヨーロッパの国々では「ワルプルギスの夜」を祝うお祭りとして残っています。
今回の台風19号での被害が最小限であることを願いたいですね。
特に前回の台風15号で大きな被害を受けた地域の人たちが無事であることを祈ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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