かねてから光回線の上り(アップロード)の通信速度が遅いのが気になっていました。
以前の記事でNTTのフレッツ光プレミアムから、フレッツ光ネクストへ切り替えることをお伝えしていましたが、本日NTTの工事の人が来てくれて切り替え作業が完了。
前回の記事⇒フレッツ光プレミアム サービス終了でNTTの人が来た!ネクストへ切り替えは料金同じで何が違う?
予約から工事日まで1ヶ月月近くかかりましたが、フレッツ光ネクストへの切り替えが済んだので、変わったことなどを書いてみたいと思います。
目次
フレッツ光プレミアムからネクストへの変更で何が変わる?
私の家のネット契約は、フレッツ光プレミアム マンションタイプでした。
マンションタイプでも「ひかり配線方式」と「VDSL方式」の2種類があって、うちは「VDSL方式」です。
この方式は、マンション入口までは光回線で来ていますが、そこから各戸までは従来の電話線(メタル線といいます)を使用しています。
そして、IPV4という接続方式をとっていて、たくさんの人がインターネットを使用して通信が混雑している時間帯は、極端な速度低下が見られるものでした。
今回のフレッツ光ネクストへの切り替えでも、VDSL方式というのは変更がありません。
つまり、マンションの入口から各戸までがメタル線であることには変わりないということです。
変わるのは、インターネットへの接続方式がIPv4からIPv6へ変更になるということだけです。
ネクストへの切り替え作業は15分ほどで完了
NTTフレッツ光関係の機器が3台あったのですが、ネクストへ切り替えることで2台になります。
「VDSL」「CTU」「VOIP(アダプタ)」の3台が、「VDSL」の機器のみ残して、あとの2台は撤去となって、あらたに「ホームゲートウェイ」という名前の機器に変わりました。
ホームゲートウェイは、今までの機器の中で一番大きかった「VOIP(アダプタ)」よりも背が低くてコンパクトです。
厚みがあるものの、3個あったときと比べて大分スッキリしました。
作業は15分ほどで完了して、NTTの電話受付で言われていたひかり電話のボイスワープの再設定は必要ありませんでした。
切り替え作業後にこちらで設定し直さなければいけなかったのは、プロバイダーの設定のみです。
これもわかりやすい解説書と、付属していた簡単設定のCDを順番に進めていくだけで出来ましたので、15分くらいで完了しました。
フレッツ光プレミアムと光ネクストの実際の速度の違いは?
早速フレッツ光ネクストに変わったことでどれくらい早くなったのか調べてみます。
通信速度の測定は「BNRスピードテスト」と「SPEEDTEST」の2つのサイトで行いました。
フレッツ光プレミアム マンションタイプの通信速度
まずは今まで使っていた光プレミアムの時の速度から。
NBRスピードテスト
下りの速度
上りの速度
SPEEDTEST
上りと下りの速度
測定サイトによってかなり通信速度の測定結果に差があるのはなぜなんでしょうね。
NBRスピードテストでは、下りが60Mbpsくらいで上りが6Mbps切るくらいです。
対してSPEEDTESTでは、下りが81Mbpsくらいで上りが20Mbpsくらいとなっています。
フレッツ光ネクスト マンションタイプの通信速度
いよいよ今度はフレッツ光ネクストへ切り替え後の速度です。
ちなみに、まだプロバイダーへIPv4からIPv6へ切り替えの申込みをしていない状態です。
NBRスピードテスト
下りの速度(IPv4)
上りの速度(IPv4)
SPEEDTEST
上りと下りの速度(IPv4)
NBRスピードテストで下りが73Mbps、上りが47Mbps。
SPEEDTESTで下りが87Mbps、上りが28Mbps。
SPEEDTESTのサイトでの速度アップはそれほどでもありませんが、NBRスピードテストのサイトでは上りが6Mbpsから47Mbpsまで上がっています。約8倍近い数値です。
まだIPv6への切り替えをしていない状態なので、速度は変わらないだろうと思っていましたが、激速になりました。
もちろん、今までと比べてという意味ですよ。
ネット環境の整っている人は何百メガとかいうスピードが出ているようですが、私としてはこれだけ出てくれれば問題ありません。
VDSL方式は最大でも100Mbpsですし。
プロバイダーのIPv6オプションを申し込んだら更に通信速度が速くなる?
これでプロバイダーにIPv6オプションを申し込んだら、通信速が更に上がるのかと期待が膨らみます。
早速プロバイダーのホームページにログインしてIPv6オプションを申請。
すぐに測定してみました。
NBRスピードテスト
下りの速度(IPv6)
上りの速度(IPv6)
SPEEDTEST
下りと上りの速度(IPv6)
ほとんどIPv4の時と変わりませんね。
どうしてかと思いましたが、あくまでもIPv6にすることで、網終端装置を通らなくて済むことから混雑時の速度低下が抑えられるというだけのことなんでしたね。
これは前回の記事で詳しく書いてますので参考にしてみたください。
参考記事⇒フレッツ光プレミアム サービス終了でNTTの人が来た!ネクストへ切り替えは料金同じで何が違う?
まとめ:フレッツ光ネクストへの切り替えはメリットだけ。 だがしかし・・・
これで無事フレッツ光ネクストへの切り替えが完了しました。
しっかり上りの速度が早くなって満足です。
ちなみに今回の工事に来てもらった際の費用は一切かかっていません。
これで一件落着、と思ったんですが、なんか無線LANの速度は全くかわってないんですよね。
以前から下りの速度すら良くて15Mbps程度で、酷いときは1Mbps未満だったりと不安定な状態で、こちらは一切変わってないのでまた何か対策しようかと思っています。
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