窒息ケースの熱対策これだけやったら20℃以上下がった!

コンパクトキューブ型のKEIAN KT-CUBE-ITX01にグラボ積んだら、窒息ケースのデメリットが露見。
いろいろと熱対策を施した結果、約20℃近くもケース内温度が下がった。
その経緯を書いてみます。


目次

PCケースにグラボ積む前は実感なかったけど「窒息」状態に

なんとか私の窒息PCケースの排熱対策が一段落しました。
しかし、ほんとにPCケースの中がギュウギュウ詰めの状態になってしまいました。
なにげに一番邪魔なのはケーブル類だったりします。
思ったところにきっちり収まってくれればいいのですが、収まっていてほしいところに動かしてもすぐに元に戻って行ってしまうので、なかなかイライラさせてくれます。
一番邪魔なのはやはり電源のケーブル類なのですが、これって余分な分とか切っちゃいけないらしいんですよね。
大雑把な性格の人がケーブルを切りっぱなしにするとショートして火事になるから、とかそういった理由なんでしょうかね?
それなら大きなお世話なので、いらないケーブルをきれいに処理したいんですけどねー。
と、ちょっと気になったので調べてみたら、やっぱりやってる人は沢山いるようです。
電源ユニットに限らず、メーカーの自己防衛のための過剰な注意事項みたいなもんでしょうね。
 

次のお題は電源改造

やっと落ち着いたと思ったら、またやりたいことが出来てしまいました。
こんなことばっかりやってるからやってもやっても常に気にかかることばっかり抱えちゃってるんですよね。
電源のケーブルも物によってはいらないケーブルを元から抜き取ってしまえるような構造になっている物もあるようですが、ほんのごく一部にしかありません。
特に私が使っているPCケースの電源は元からケースに付属していたものですし、CUBEケースなだけに小型の特殊な電源ユニットです。
ケース自体の価格も安いので、そんないいものが付いている訳もありませんよね。
また早々に電源ユニットをばらして工作しなければ。
 


肝心の冷却対策の効果の程は

ところで肝心なパソコンの冷却状況ですが、かなり冷えている様子です。
冷却対策前と後で温度の記録を取ってみました。
[1]まず、PCケースのカバーは外した状態で、吸気ファン、排気ファンともになし。電源ファンは吸気方向の状態。
CPU温度 36℃~40℃ HDD 28℃と30℃ GPU 32℃
[2]次に1の状態でそのまま何もせずケースカバーをはめた状態。
CPU温度 57℃~60℃ HDD 変化なし GPU 53℃
[3]こんどはリア面に排気ファンを1つ増設し、ケースカバーの側面にグラフィックボード用の排気穴を開けた状態。
CPU温度 54℃~57℃ HDD 変化なし GPU 52℃
[4]最後に全部ありのアイドル状態。吸気ファン1、排気ファン1、GPU用排気穴、電源ファンを排気に変更
CPU温度 34℃~37℃ HDD 変化なし GPU 28℃
という結果になりました。
 

これだけ下がれば大成功でしょ?

負荷をかけてない状態なのでまだ何とも言えませんが、明らかにCPUの温度は劇的にさがってます。アイドルで20℃以上違ってます。
HDDの温度も下がっているはずなのですが恐らく見るところを間違ってます。
全然変化ないのはおかしいですから汗。
グラフィックボードの温度も25℃近く下がっています。
実際にPCケースを触ってみてもひんやりと冷たいくらいになりました。
アイドル状態でもうるさいのが玉にきずですが、まあ安心して使えたほうがよっぽどいいですからね。 


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