メーデーとは?2つある意味の違いや由来 なぜ日本は休みじゃない?

メーデー
5月のゴールデンウィークが近づくとやたらと聞かれる「メーデー」。
はっきり言って、大企業に努めてないとあんまり馴染みがなかったりします。

労働者が大勢で集会開いて叫んでるイメージしか無いんですが、いったいなんのためにやってるんでしょう?


メーデーとは?2つの意味は?

メーデーには2つの全く異なり、全く関連のない意味があります。
一つは5月になるとよく聞く「労働者の日」としてのメーデー。
もう一つは世界共通の「救難信号」のメーデーです。

前出のメーデーは文字にすると「MayDay」、5月の日です。
正しくはメイデイなんでしょうけど。

こちらは、国や地域によって意味が違ってきます。

旧東側諸国(ロシアをはじめとするヨーロッパ諸国)では、「5月祭」という意味です。
夏の訪れを祝うお祭りの日という意味で、労働者側と雇用者側が休戦してお祝いする日になります。

対して旧西側諸国(アメリカを始めとする資本主義陣営に属した国々)では、労働者側が権利や要求などを主張する日といえます。
旧東側諸国とは逆の考え方で、労働者側が雇用者側に要求を突きつけて争うような意味合いが強いです。

2つ目の「救難信号」としてのメーデーはフランス語からきていて「ヴネ(来て)・メデ(助け)」(venez m’aider)の「メデm’aider」から来ています
「助けてー!」ですね。
旅客機
通常は通信の冒頭に3回繰り返して、助けを求める時に使います。
例えば航空機でエンジントラブルがあった場合などは「メーデー、メーデー、メーデー、こちらは〇〇、〇〇、〇〇、トラブル内容・・・」などと繰り返します。


メーデーはなぜ5月で休みじゃないの?

5月1日をメーデーとして集会などを行うところが多いようです。
それでも、国民の祝日ではないため休みとしているところは少ないんです。
5月1日を休みとしているのは、製造業を中心とした大企業くらいで、全体の2割もありません。

海外ではどうかというと、ヨーロッパを中心とした地域は「夏の訪れを祝う日」としてお休みのところが多いようです。

メーデーはいつ頃から始まったのか

アメリカで1886年に行われたパレードが起源で、この時すでに「8時間労働」が要求されていました。
日本ではいつ始まったかというと、意外に早くて1920年の大正9年からなんだそうです。

ただ、当初の「労働者の権利を得るための決起集会」という意味合いのものから、「労働者の親睦を図るためのイベント」へと変化しているのが現状です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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