器用長者なれ

どんな事でもついつい拘ってしまって器用貧乏になりがちですが、気持ちだけは豊かでありたい。

雑学

蜂や蚊,ブヨ,ムカデ,クラゲに刺された時に5分で治る対処法!毛虫や蛇にも効く応急処置方法!

2017/12/07


ハチやムカデなど毒を持った生物は、私たちの身近にたくさんいます。
刺されないように気を付けることで、ある程度刺される被害を減らすことが出来ます。
それでも、そんな毒を持った虫などに刺されたりかまれたりしてしまった場合は、速やかに的確な対処方法をとることで、痛みやかゆみを和らげたり、消したりすることが可能です。

この記事は、私が個人的に調べたり実際に体験したりしたことを元に書いています。
専門的な知識があるわけではないので、実際に実践して起きたトラブルに関しては一切責任を負えませんので、あくまで自己責任でお願いします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

温める温熱療法で毒を不活化する


ハチやムカデなどの生き物がもつ毒は、多くがタンパク質から出来ている”酵素毒”と言われる種類のものです。
この酵素毒というものにはある特徴があって、その特徴を生かした処置方法が温熱療法と呼ばれるもの。
酵素毒の特徴というのは、ある温度以上にさらされると、毒性を失い毒が不活化されるというものです。
そして、その不活化する温度というのが43℃~46℃。
つまり、蜂などに刺された部分を局所的に43℃以上の温度で温めてやれば、痛みやかゆみを無くすことが出来るという事になるのです。

温める温熱療法はどんな生き物の毒に効くのか?

では、具体的にどんな生き物の毒に効くのでしょうか?
日本国内で日常的に刺されたりする可能性のあるものは、だいたいこの方法で治療が可能です。
ハチ、蚊、ブヨ、アブ、ムカデ、クラゲ、毛虫などです。魚釣りで出会う魚ではコンズイ、オコゼ、エイなどがあります。
ただし、それぞれ多くの種類が存在していて、毒性がまちまちな場合もあるので、全く効果がないことも考えられます。
43℃以上に温める際には、必ず様子を見ながら実践して、必要であれば早めに医療機関で治療を受けることをお勧めします。

刺された時の具体的な処置方法

自宅などで蜂やムカデ、蚊、ブヨ、毛虫などに刺された場合は、43℃以上のお湯を流しながら10分程度患部を温めます。
あくまでも局所的に刺された患部付近を温めればいいので、全身を湯船に浸けたりする必要はありません。

恐らく5分程度でも痛みやかゆみを和らげる、もしくは完全に取り除くことが出来ているはずですが、念入りに温めておいたほうが安心です。
直接お湯をかける事が難しい場所などを刺されてしまった場合は、ペットボトルに熱めのお湯を入れて患部に当てても効果があります。

お湯が手に入らない場所だと難しいですが、出先でコンビニなどがある場合はレジ横のポットのお湯を使わせてもらうといいでしょう。
コンビニも無いような場所であれば、冬ならしっかり温めた携帯カイロ、夏なら日差しで熱くなった金属や地面に直接患部をあてるか、硬く絞った濡れタオルなどを熱せられた金属や地面で温めて患部に当てるなどの方法があります。
ちなみに携帯カイロは最高温度約63℃前後、平均温度は約53℃前後のものが多いです。

43℃ってどのくらい?目安は?

43℃というとなんだか難しく感じますが、自分が耐えられるギリギリの熱さを目安にすれば、十分43℃を超えているはずです。

熱さへの感じ方は人それぞれですが、人間の皮膚は大体50℃以上になると火傷してしまいます。
43℃だと湯船につかり続けるには結構熱めと感じる人が多いですが、局所的に短時間であれば50℃近くでも結構耐えられるもの。
一般的に低温やけどと言われる状態になるのに、45℃で6時間以上あて続けなければならないと言われています。
あまり火傷を恐れて低すぎる温度で温めてしまうと、毒が不活化されるどころか活性化させてしまう恐れがありますので、火傷に気を付けつつしっかり傷口を温めましょう。

まれに「温めると毒の回りが早くなるぞ」と脅かす人がいるかもしれませんが、酵素毒であればなんらビビる必要はありません。

ハチやムカデ、クラゲ、毛虫などに刺された時の治療方法


ハチやムカデ、クラゲ、毛虫などに刺された時は、まず毒針が患部に残ってないかを確認する必要があります。
これを行わないと、治りが遅くなったり、悪化したりする場合があります。
特にクラゲや毛虫などの毒針は、目に見えにくい上に数が多い為、素手では行わず、ピンセットや手袋を使って慎重に取り除きましょう。

毒針が残っていないのを確認したら、43℃以上のお湯で患部を10分程温めます。

よくクラゲなどに刺された時におしっこをかけるといい、という人がいますが、あれは間違いです。
もともと尿にはほとんどアンモニアは含まれていません。尿が腐敗してはじめてアンモニアが作られるのです。
なので、尿をかけても全く改善することはありません。
お酢をかけるのも、一部のクラゲ(アンドンクラゲ、ハブクラゲなど)の毒は分解するので効果がありますが、カツオノエボシの毒にはかえって刺激して悪化させてしまうなど、やみくもに行うと良くありません。
↓これがカツオノエボシ

スポンサーリンク
スポンサーリンク

蚊、ブヨ、アブに刺された時の対処法


蚊やブヨ、アブなどに刺されても、その毒自体では重症になるようなことはありません。
刺された後のかゆみによって、掻きむしったりして跡が残ったり、破傷風になったりすることのほうが問題。
何よりもしつこい痒みがストレスですよね。
そんなかゆみも温める温熱療法を使えば、ほとんどもしくは全く痒くなくなって、痒みがぶり返すこともありません。
対処法は単純で、ただ43℃以上の熱めのお湯に患部を当てておくだけ。
ほんの5分くらいで大丈夫なはずです。

蛇にかまれた時の対処法

日本には日本三大毒蛇と呼ばれる毒蛇がいます。
マムシ、ハブ、ヤマカガシの3種。
ハブは沖縄の一部の地域にしか生息していませんが、マムシやヤマカガシは日本のどこにでもいる蛇です。
以前はヤマカガシに毒は無いと言われていましたが、上あごの奥歯に2mm程度の小さな毒牙しかもたず、かまれても毒が注入されないことも多いので知られていませんでした。死亡例などが出たことから判明し1974年に有毒種とされた毒蛇です。
ちなみに頸部にも毒腺があって、相手に頸部を擦り付けてくることもあるそうです。

蛇の毒もタンパク質と酵素(蛇の毒は消化酵素が変化したもの)からなっているので、温めることで無毒化できるはずです。
ただ、調べても試した方がいないですし、刺した牙の先から毒が注入され血流にのって体に回るので、毒による症状が現れるのが早いです。
何より命に係わるので、やむを得ない場合を除いて早めに医療機関で受診して血清などの適切な治療を受けてください。

オコゼ、ゴンズイ、エイ、カサゴ、アイゴなどの魚に刺された時の治療法


↑左上からオニオコゼ、アカエイ、アイゴ、ゴンズイ、ミノカサゴ。
オニオコゼやゴンズイ、アカエイ、ミノカサゴなどはヒレなどに毒針を持っています。
なかには死亡例があるような猛毒を持つものもあるので、注意が必要です。
これらの魚の毒も43℃以上に温めることで毒を無毒化できるので、温める温熱療法は効果を発揮します。
 
 
 
この記事が参考になりましたら、いいね!して頂けると嬉しいです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-雑学